買った本を早速紹介するで!
タイトルからして「いや、これは絶対に面白いな」と思い衝動的に買ってしまった本やで!
その名も分子レベルで見た薬の働き!

この本はタイトルの通り、薬のメカニズムを分子レベルで解説してる本やで!
例えば、バクテリアに効く薬にはサルファ剤というのがあって
そのサルファ剤はどうやってバクテリアの増殖を抑えてるのか
分子レベルで解説してるんやで!超面白い!
こういう薬学の本を読んでると本当に化学は偉大だと思いますね!
他にも図解を使って、分子の構造やタンパク質の構造を目で観れるから
面白いです!
バクテリアとの戦いの歴史も書いてあり、読むと本当に戦争みたいな感じで
耐性を持ったバクテリア出現→新しい薬を作る→増殖を抑える
→新たな耐性菌が出現・・・といった感じでイタチごっこの戦いです!
また、菌の性質を利用して増殖を抑える薬もあって
その薬の名前がプロントジルです。
プロントジルは体内入ると代謝し、スルファミンという化合物になります。
このスルファミンはバクテリアが必要とするビタミン葉酸の原材料となる
パラアミノ安息香酸に構造が似てるため取り込んでしまい、ビタミンが作れなくて
増殖を抑えるといった感じです。
この過程を少し難しいですけど解説しています。
バクテリアの他にもガンに作用する薬やHIVなど薬も書いてあります!
いやぁ〜本当に興味深いですね!風邪引いた時に飲んでる風邪薬もこういう風に
作用してると考えると何だか面白いですね!
世の中似た分子がたくさんありますけど効果が違うって本当に気になりますね。
以上で、まとめに入ります!
この本は分子レベルで薬のメカニズムを解説していて
どうやって菌を駆除しているのかがわかる内容になっています。
興味があったら是非見てみてください!
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